院長ごあいさつ

院長
阿部 行宏
もとを辿れば明治から新潟で開業していましたが、祖父の代から山の下にて開業医を続けています。この度新たに「山の下クリニック」として開院することになりました。
新型コロナ感染症流行により、感染対策が求められ、また時代とともにプライバシーが尊重されてきております。高齢社会に突入し介護者と共に来院される方も多くなりました。検査での移動も大変な方が多くなってきております。
そのため、プライバシー保護、感染対策、診察室でのワンストップ対応を目指して新たに開院した次第です。
また、当院では「地域の何でも相談所」を目指しております。まずはここで相談していただき対応できなければ、対応できる施設、窓口にお繋ぎすることで皆様の安心安全の一助になればと考えています。
そして、高齢社会が進み、避けては通れないのが「死」です。
誰もがいつかは逢える「死」ですが、今まで医療ではタブー視されてきました。医療の敗北と思われてしまうからです。しかしそれでは現実とそぐいません。
そのため我々は「あなたと共に 地域と共に 最後の時まで 主侍医として 寄り添います」という理念のもとに在宅医療も積極的に行っております。
「最後は家で死にたい」とお考えの方も多いですが、それは「最後まで家で生活したい」ということです。その生活を支えるには、私達だけでは成り立ちません。地域の他の医療機関・介護・行政とも密接な連携が必要です。その実現にむけて、医療介護の顔が見えお互いがわかり信頼し会える場を作るため「山の下地域包括ケアネット:通称 山の下ねっと」(http://www.yamanoshita.net/)を2013年より開催しております。
さらに、生活していく上で食事は欠かせません。病気になっても食べることの楽しみをなるべく続けられるようにするために「新潟東区摂食嚥下サポートメンバー 通称:新潟エッセン」を立ち上げています。
あらためて 当院基本理念として
私達は地域の何でも相談所を目指します
あなたと共に 地域と共に 主侍医として 寄り添います
を実現するために今後ともよろしくお願いいたします。
院長 阿部 行宏
資格
日本消化器病学会
消化器病専門医
日本内科学会
総合内科専門医
医師紹介

古屋 秀和
2025年4月から山の下クリニックの一員となりました古屋秀和(ふるやひでかず)と申します。
もともとは大学病院でリウマチ・膠原病内科医として診療にあたってきましたが、患者さんが本当に困っているのは自宅での生活であると考え在宅医療の道へ進むことを決意し、在宅診療専門のクリニックに診療の場を移しました。
これまで、たくさんの患者さんの診療を通して大学病院でしか見えない事、在宅でしか見えない事を経験してまいりました。
患者さんの困りごとに一緒に立ち向かい、寄り添いながら最適な治療を行っていきたいと思っております。どうぞお気軽にご相談ください。
資格
日本内科学会 認定内科医
日本リウマチ学会 リウマチ専門医
日本在宅医療連合学会 専門医・指導医
臨床研修指導医
リウマチ・膠原病外来
<対象疾患>
・関節リウマチ
・全身性強皮症
・シェーグレン症候群
・多発性筋炎/皮膚筋炎
・全身性エリテマトーデス
・混合性結合組織病
・血管炎症候群
・脊椎関節炎 など
*外来診療、在宅診療ともに対応可能です。
当院で行うことができる検査・治療
・関節エコー
・関節注射
・関節リウマチ、膠原病疾患に対する生物学的製剤(皮下注射のみ)による治療
*メトトレキサートをはじめとした抗リウマチ薬、生物学的製剤(皮下注射のみ)、JAK阻害薬などすべて対応可能です。お気軽にお問合せください。